2回の流産、不育症を克服し40歳で出産しました【体験ブログ】

38歳の時に2回目の流産。そこで不妊治療開始を決断しました。

37歳で結婚し、38歳の時に2回目の流産、治療の結果40歳で出産しました。
正直、心身ともにどん底まで落ちてしまったのですが、最終的に良い結果になってとても良かったと思っています。
ここでは、今現在不妊治療中の方、高齢出産を目指す方に向けて少しでも参考になればと思い、この「不妊治療ガイド.com」さんに寄稿した次第です。

何かしらの参考に、そして励みになればと思い、なるべく詳細に記載してますので是非とも読んでみてください。

私が不妊治療を始めたキッカケ

結婚後一年ほどで授かった命を2回とも流産という形で妊娠を継続出来ずにとても辛い気持ちになったからです。
当時は高齢で38歳ということもあり、単なる誰にでもある確率の流産のパターンと思えなかったのです。

病院で妊娠したことが分かった時とても幸せな気持ちになりましたが、成長が止まった超音波画像を見て天国から地獄に突き落とされた気分になりあまりのショックで気を失いました
二回目の流産が分かった時も同じく病院でその場で倒れました

それぐらい自分では想像もしていないぐらいのショックだったんだと思います。

せっかく受精する力はあるのに、二回とも同じぐらいの成長過程で心臓は動く事なく子宮の中で空っぽの胎嚢を見せられました。
これには何か自分に原因があるのではないかと感じ始め、次こそは妊娠を継続したく検査に進みます。

不育症の検査は大きな大学病院でも実施されていないところもあるそうですが、ある看護師さんの知り合いがいたために、近くの不妊治療専門病院を紹介していただき電話するも、予約が一杯で初診は三ヶ月先と言われました。
が、キャンセルが出たため、なんとか一ヶ月後に予約がとれました。

そちらで検査した結果、やはり甲状腺ホルモン低下プロテインS欠乏症という聞いた事もない原因がわたしにはあり不育症と判断され、いろいろな検査がその日から始まりました。4

専門病院が表参道にある伊藤病院へ。

甲状腺ホルモン低下は専門病院が表参道にある伊藤病院というところへ通い毎月採血をして、チラージンという錠剤を飲むだけの簡単な治療で最初だけ心臓がバクバクするような気がしましたが、たいした副作用もなく楽な治療で保険適用なので毎月2000円ほど。

ただ、伊藤病院は日本でも珍しい甲状腺専門病院なので、通院する人の数も多く、長い事待たされる事もありましたが、携帯で順番待ちが表示されるようになっていたのでチェックしながら表参道をブラついて気分転換になりました。

そして、もう一つの原因がプロテインS欠乏症ですが、こちらは血栓が出来やすい体質なので、十分な栄養が子宮にたどり着かなかったようです。
食生活や血がサラサラになる食品でどうにか改善されないかと思いましたが、全く関係がなく先天性のものだそうです。

この病気を持っている場合妊娠継続率は20パーセント。
治療すれば80パーセントにあがると言われました。

受精したことがわかってからの治療になりますが、バファリンと同じような錠剤を飲むことと、自分のお腹に12時間おきに注射をしなくてはなりません。
毎回病院には行けないので自分で打ちます。

これがとても辛く痛みのある治療です。
最初は自分で注射を打つなんて絶対に無理だと思っていましたが、最初だけ怖さがありますが、だんだん精神安定剤みたいな気分になっていくから不思議です。
これさえ打っていれば妊娠を継続出来ると思えば気分が楽になるのです。

この注射が一昔前までは保険適用されていなかったので、とても高額でしたが、やっと保険適用になったので、全部で3万ぐらいでした。

ですが、不妊治療するには検査代や毎回注射器で試験管10本ぐらい血を抜かれます。
わたしの場合はラッキーなことに、通い始めて一ヶ月で妊娠出来たのでそれでも15万ぐらいはかかりましたが、何年も継続して通っている方は本当に経済面でも精神面でも大変な思いをされていると思いました。

これらの治療は妊娠9ヶ月ぐらいまで毎日続けなくてはなりませんでした。

治療中の方、35歳以上、そして40代で出産を目指す方へ。

結果39歳で妊娠をし、検査をしたおかげで原因がわかり、治療をしながら妊婦生活を続けることが出来、40歳でとても元気で健康な女の子を出産するとこができました。
両親や周りの人たちはそんなに治療にお金をかけて、苦労して薬漬けになって、障害がある子供が生まれるのでないか?と思ってようでしたが、逆に栄養満点で安定した子宮の状態なのではないかと思います。

やはり女性である限り妊娠をして出産をして子育てをするというのは夢に見ていた生活なので今とっても幸せですし、一年近く大変だった治療ははてどんなだったか?と忘れるぐらいなのです。

結果無事に生まれてきてくれたから言えることなのかもしれませんが、高齢出産にはやはりリスクがどうしても付いてきます。
私は1度目の流産でも、すぐに検査するべきだったかなと少し後悔しています。

それは高齢になるとなかなか妊娠が出来ないから、一度のチャンスを毎回大切にしていければと思う気持ちからです。
同じような原因があった方にはぜひ諦めずに検査をしていただきたいなと思います!

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